現在、販売スタッフとして活躍する荒井さんに、これまでのキャリアや転職のきっかけ、これからの目標についてお話を伺いました。
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これまでのご経歴を教えてください。
新卒でレディースアパレルの会社に入社し、販売スタッフとして2年間勤務しました。その後、ご縁がありスポーツアパレルに転職。7年半の間に2店舗で勤務し、チームでVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を担当していました。店内のディスプレイを工夫したり、商品の見せ方を考えたりする仕事はとてもやりがいがありました。ただ、「もっと自分の力を試してみたい」という気持ちが大きくなり、転職活動をスタートしました。一度は営業職にも挑戦したのですが、「やっぱり自分がやりたいのは“販売”だ」と気づき、再び現場に戻ってきました。
インター・ベルとの出会いは?
営業職を辞めたあと、転職活動をする中で「ラウンダー」という働き方を初めて知りました。調べていくうちに、インター・ベルの求人を見つけたんです。ラウンダーの募集が豊富で、「未経験歓迎」「挑戦できる環境」と書かれていて、まさに自分が求めていた働き方だと感じました。実は、応募したのはインター・ベル1社のみ。今思えば、それだけ直感的に「ここで働きたい」と惹かれるものがあったんだと思います。面接を経て、スポーツアパレルブランドの営業アシスタントとして採用が決まりました。現在は、軽井沢エリアで新たにオープンした店舗の立ち上げメンバーとして勤務しています。埼玉の実家を離れて、軽井沢での新生活がスタート。環境ががらりと変わり、不安もありましたが、「オープニングスタッフ」というやりがいと責任、そして現場で再び接客できる楽しさにあふれた毎日を送っています。「ここに来てよかった」と、心から思える場所と仕事に出会えたことに感謝しています。
アパレル業界に進もうと思ったきっかけは?
もともと服が好きだったということもありますが、何より「人と話すこと」「お客様と接すること」が好きでした。新卒のときも、実はそこしか受からなかったというのも正直なところですが(笑)、今となっては天職だと思っています。普段なら出会えないような方と話す機会があり、自分の接客を喜んでくれるお客様がいる。その瞬間が本当に嬉しいですし、幸せだなって感じます。
インター・ベルに入って感じた魅力は?
一番大きいのは、「挑戦させてもらえる環境」があることです。ラウンダーという働き方はもちろん、未経験のことでも「やってみよう」と背中を押してくれる。実際、現場でわからないことがあったときも、上司や先輩が「大丈夫?」「何かあったら言ってね」と声をかけてくれて、とても安心しました。みんな忙しいのに、手を止めて話を聞いてくれるんですよ。本当に助けられてばかりです。
最近、オンライン英会話にも挑戦されたそうですね?
海外のお客様が増える中で「もっとコミュニケーションをとりたい」という想いが強くなって、福利厚生でもある「レアジョブ」に挑戦しました。最初は毎日30分のレッスンが大変でしたが、今では習慣になって、あっという間に時間が過ぎていきます。自分に自信がついたことで、これまで声をかけられなかった海外のお客様にも自然とアプローチできるようになりました。スキルアップの実感があり、挑戦してよかったと思っています。
オンライン英会話をおすすめしたい方はどんな方?
今の時代、販売職では「売る力」以上に、「話す力」がとても大切だと感じています。自分から積極的に話すことで、相手とのコミュニケーションもスムーズになり、何より自分自身が楽しくなるんです。「やってみたいな」と少しでも思っているなら、迷わずチャレンジしてみてほしいです。私自身、挑戦してよかったと思っています。実際に、駅などで困っている人を助ける場面もあり、そんなふうに誰かの役に立てる瞬間に、やりがいを感じることも多いです。大事なのは、まず一歩を踏み出すこと。その一歩が、きっと自分を変えてくれるはずです。

レアジョブを受けてよかったこと・大変だったこと
受講してよかったと感じるのは、確実にアプローチ力が上がり、英語スキルも着実にアップしていることです。学んだことを実際の業務や日常に活かせていて、自分の生活そのものが潤ってきたと実感しています。正直、大人になってから勉強を再開するのは腰が重く、最初は大変でした。でも、いざ始めてみると日々の学びがとても充実していて、「やってよかった」と心から思えるようになりました。一番苦労したのは、それまでやっていなかった英語学習を日常のルーティンに組み込むまでの期間です。特に忙しい時期は、朝6時から夜11時まで予定がびっしりで、学習時間を捻出するのが大変でした。それでも、レッスンの先生をしっかり選んだり、1ヶ月だけでも「絶対にやり切る」と決めて取り組んだことが、自分の自信にもつながりました。
改めて、販売職の魅力はどんなところですか?
やっぱり「ありがとう」と言っていただける瞬間ですね。あるとき、「前に接客してくれたお姉さんがよかったから、また来たよ」って言っていただいたことがあり、本当に嬉しかったです。自分の仕事が誰かの記憶に残っているって素敵なことだなと思いました。お金では買えない経験ができる仕事だと感じています。
最後に、今後の目標を教えてください。
今は接客や販売の現場でスキルを磨いていますが、将来的には再び「ラウンダー」として活躍したいという想いがあります。前職で経験したVMDの知識やスキルを活かして、売場全体の提案や演出に携わっていきたいです。ただ接客をするだけでなく、お店全体をプロデュースするような存在になれたら理想ですね。お客様もスタッフも大切にできる、そんな売場をつくっていきたいと思っています。
