ファッション業界の最前線で活躍するトップクリエイターの方々にインタビュー
ジェンダーレスな魅力で「かわいくて、おしゃれ!」「写真が楽しい!」とSNSでも人気のよしあきさん。見ている人がハッピーな気分になる“シェアハピ感”あふれる、新しいファッションアイコンだ。意外にも中学までは引っ込み思案の子供だったそうだ。
「台湾と日本を行ったり来たりしていた子供の頃は、友達をつくるのも苦手で、外に出て服を買うのも怖くてできなかったんです。台湾から見た東京はおしゃれな街。東京に住むことになって、おしゃれして友達をつくりたいというのが目標でした」。
東京に来ると同時にメイクやファッションにも目覚めていった。
「黒スキニーを着るようなおしゃれに憧れていたんです。好きな服を着られるようになって、うれしかったですね。中学3年の時、初めて一人で服を買いに行ったのを覚えています(笑)。それからファッションがどんどん楽しくなっていきました」。
同じくインフルエンサーとして活躍する姉のミチさんの影響でSNSも始めた。
『マツコ会議』に出演したのもちょうどその頃。インスタグラムを始めて半年後、原宿で番組スタッフに声をかけられ、姉のミチさんと出演。美しく個性的な姉弟として話題となり、それからツイッター、インスタグラムのフォロワーが激増。一気に人気インフルエンサーになった。
「ツイッターやインスタグラムを通じて、たくさんの友達ができたことが一番うれしくて。みんなが僕の着ているものを真似してくれたり、かっこいいねとコメントしてくれるのが今の元気の源です」
今後の夢のひとつは自分のブランドをつくること。
「僕も今までいろんなコンプレックスがあったけど、服で元気をもらったし、おしゃれになることを通じて自信を持つことができました。服に興味のない人でもいつだっておしゃれになれるし、ファッションは楽しいってことをもっと伝えていきたい。そしてみんなで競い合っておしゃれになっていったら楽しいですよね!」
ヨシアキよしあき
2000年、台湾生まれの東京育ち。高校2年生。
中学3年生の時にツイッターとインスタグラムを始める。
2016年に日本テレビ『マツコ会議』に出演以来、その明るいキャラクターで話題を集め、今年3月には「東京ガールズコレクション」、8月にデジタル世代を集めたSNS連動型イベント「超十代」にも参加。雑誌の企画、モデルとして活躍中。