一杯で主食になるサラダボウル専門店を運営する株式会社WithGreen(ウィズグリーン)は、2025年9月1日(月)~2025年10月31日(金)まで、フィットネスブランド「VALX(バルクス)」とのコラボレーションにより、季節限定でタンパク質が摂れる『たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ』およびオメガ3豊富な『さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ』の2商品を発売する。本コラボは「タンパク質・野菜不足を解消したい」「カラダづくりに嬉しい食事を提供したい」という両ブランドの共通ビジョンから実現した。

今回筆者は、先行試食会に参加。株式会社WithGreen 代表取締役の武文智洋氏、共同創業者の武文謙太氏から制作の背景を伺いつつ、新商品を実食した食レポもお届けする。

WithGreen青山一丁目店に潜入!

今回の会場はWithGreen青山一丁目店。東京メトロ「青山一丁目駅」から直結で非常にアクセスが良く、清潔感のある明るい店内が印象的だ。オフィス街ということもあり、毎日多くのサラリーマン・OLが訪れる。

まずは株式会社WithGreen 代表取締役の武文智洋氏から、ブランドの説明をいただいた。

「僕のサラダボウルとの出会いは、新卒で証券会社に入社しアメリカで勤務していた時。チームメンバーの半数くらいが毎回サラダを食べていて、びっくりしました。日本人からすると”サラダを主食にする”ということがあまりなかったので気になって。試しているうちに、僕も週1、2回はサラダを食べるようになりました。そういった生活を続けるうちに”日本の外食に、健康的な選択肢を増やしたい”と思い、30歳で退職後、WithGreenを立ち上げました。」

先月7月で全国40店舗になり、来年の3~5月までには50店舗展開を目指すという。
続いて共同創業者で開発部長の武文謙太氏がそのこだわりを解説。実はWithGreen、兄弟で立ち上げた会社なのだ。

「WithGreenのサラダは、最後の一口までおいしく飽きずに召し上がっていただけるよう、様々な工夫をしています。例えば、野菜はそれぞれの食感や水分量まで考慮し、特徴を活かすカット方法に。また、食べ終わった食器にドレッシングが残らず、気持ちよくお食事を終えていただけるよう粘度や量を調整しています。」

今回の新商品はこちら!

タンパク質(プロテイン)と聞くと筋トレをする男性のイメージが強いかもしれないが、実は性別問わずすべての人に必要な栄養素。ホルモンや酵素、免疫を作るための材料でもあるのだ。
そんな大事な栄養素でありながら、日本人の50〜60%、特に女性はタンパク質が不足していると言われている。

ここに着目して今回新たに登場するのが、「たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ」と、オメガ3豊富な「さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ」。菊池風磨さんがアンバサダーを務めるフィットネスブランド「VALX」との共同開発のもと誕生した。

たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ(Sサイズ1,510円、Mサイズ1,580円、Lサイズ1,710円)

高タンパク質のスモークチキンに、さつまいもやきのこ、リンゴなど、秋が旬の食材を合わせたサラダ。アンチョビ香るシーザードレッシングが素材の旨みを引き立てる

実際に食べてみると、まず口に広がるのはスモークチキンの香ばしい香り。しっとりと柔らかい肉質ながら、ほどよい噛みごたえもあり、満足感もしっかり。そこにホクホクとしたさつまいもの優しい甘みが重なり、まろやかで心地よい余韻が広がる。
さらに、シャキッとしたリンゴの爽やかな酸味がアクセントとなり、全体を軽やかにまとめてくれる。きのこの旨みと食感が加わり、一口ごとに異なる表情を楽しめるのが魅力。濃厚なシーザードレッシングと食材が絶妙に調和し、最後まで飽きることなく食べ進められた。

彩りも豊かで、テーブルに並べるだけで秋のごちそう気分に浸れる一品だ。

さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ

オメガ3が入った国産さばと香辛料を煮込んだカレーが登場。豆や、クミン香るじゃがいもを合わせることで、満足感を味わえるスパイシーな一皿に仕上げた。

筆者はさば煮カレーを初めて食べたが、臭みが全くなくて驚いた。やわらかく煮込まれたさばはふっくらとしていて、旨みがスパイスと溶け合い、奥深いコクを生み出している。ほくほくとしたじゃがいもはクミンの香りがふわっと広がり、ほんのりとした苦みと香ばしさがアクセントに。さらに濃厚でまったりとした豆の味わいが加わり、カレーのベースを力強く支えている。

そこに加わるのが、シャキシャキとした玉ねぎ。スパイスの効いた味わいながらも最後まで重くならず、スプーンが自然と進む。サラダとは思えないほどの満足感がありながら、食後感は意外とすっきりとしている。食べ応えもヘルシーさも兼ね備えた一品だ。

代表にインタビュー!

今回は特別に、登壇者である株式会社WithGreen共同創業者の武文謙太氏にインタビューさせていただいた。

――WithGreenは全国に40店舗展開。店舗によって人気メニューや客層は違うのでしょうか。

どの店舗でも共通しているのは、女性のお客様の多さ。店舗によってサイズやメニューは少し違うものの(例えば立川店ではLサイズをテイクアウト、ご家族で召し上がる方が多いそう)、季節限定メニューは安定して人気があります。これは私たちとしても2、3年注力してきた部分なので、嬉しいことですね。

ビジネス街だと「10種の野菜が入った1日分のまるごとサラダ」が人気です!

――今回の限定メニューは、開発にどのくらいかかったのですか。

約4カ月、試食は50回以上になります。特に「さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ」はWithGreen史上初めての魚メニューなので、試行錯誤しました。以前から「魚のメニューも欲しい!」というお客様の声は伺っていたのですが、国産の魚の選定や店舗での衛生管理上難しく、実現できていなくて…。今回のメニューはお客様からの反応も楽しみです!

――WithGreenはドレッシングやトッピングもカスタムできるのですよね。

はい!それぞれのサラダにおすすめのドレッシングは決めさせていただいておりますが、お客様の好み・苦手に合わせて自由に変更いただけます。またトッピングも自由に変えることができるので、ぜひご自身の好みに合わせた一杯をお楽しみください。

――ありがとうございました。

〇WithGreen

2016 年に東京で創業。お客さまの⽣活の一部に、健康的な選択肢を増やしたいという想いから、日本でサラダボウル事業を開始しました。コーポレートメッセージは『WithGreen with your life』。サラダボウルという新しい食文化を通して、お客さま・⽣産者・パートナーとの間に、商品やサービスを超えた絆を築いていく企業を目指しています。現在は全国で40 店舗を展開し、今後も拡大していく予定です。
創業以来、台風や天災などの特殊な状況を除いては、国産野菜を使うことを大切にしてきました。日本には四季があり、美味しい旬の野菜があります。2カ月ごとに「季節限定サラダ」を作り、日本にある豊かな四季と食材を、サラダボウルを通して楽しんでいただきたいと考えています。
サラダボウル専門店 WithGreen/ウィズグリーン
Instagram