ブランド品・貴重品の買い取り販売を行うブランドリユースのKOMEHYOが、渋谷カルチャーへのリスペクトを込め、ラグジュアリー×ストリートアイテムを集めた期間限定POPUP【BIGGER BIGGER】を渋谷店にて開催する。

90年代後半より若者の街と呼ばれ、様々なストリート文化を生み出してきた渋谷。そんな渋谷の街に息づいたストリートカルチャーを体現するようなアイテムのなかから、KOMEHYOらしくラグジュアリーが掛け合わさったオーバーサイズアイテムを100点以上セレクトし、展示販売する。

今回はKOMEHYO SHIBUYAに実際に伺い、今回のPOPUP企画担当者にお話を伺った。

渋谷センター街でひときわ目立つ真っ赤な建物

この建物は知っているという人も多いのではないだろうか。全部で4階建てのここは以前からあったが、2023年11月にKOMEHYO SHIBUYAとしてオープンした。

KOMEHYO SHIBUYAは階ごとにテーマが決められ分かれている。1F「IMA(今)」、2F「KAKO(過去)」、3F「MIRAI(未来)」とし、商品を時系列で区切って展示。また、4Fの買い取りフロアは「RELAY(リレー)」として売り手のお客様の商品・思いを繋げていく。

今回のPOPUPが行われるのは1F「IMA」のフロア。期間中はトレンド感にあふれる「オーバーサイズ」のアイテムのみを展示する。

1Fのインパクト大な空間作り

床や一面にカラフルなペイントが施されたトレンド感たっぷりのフロア。実はここ、King Gnuをはじめとする様々なアーティストのミュージックビデオなどを手掛けるOSRIN(オスリン)氏が総合プロデュース。様々なアーティストのアートが店舗を彩っている。


渋谷カルチャーに関連するアイテムも

店内ではアパレルやファッションアイテムに限らず、スケートボードやサーフボードなどHIPHOPのカルチャーに強く根付くアイテムも揃っていた。どれもラグジュアリーブランドのもので、思わず「こんなアイテムもあったんだ」と驚く。


企画担当者にインタビュー!

今回はKOMEHYO SHIBUYAに所属し、このPOPUPの企画担当者である占部さんにお話を伺った。

――KOMEHYO(株式会社コメ兵)について教えてください。

ブランドリユースに特化した店舗の運営を行っています。名古屋が本社になりまして、名古屋本店は日本一広いリユースストアになっています。関東では新宿、銀座、渋谷に販売と買取のどちらも行っている旗艦店があります。

主な商材としては宝石、時計、バッグ、そしてアパレルになります。これまでの店舗では、メインのお客様の年齢層としては40~50代のお客様が多い印象でした。

――KOMEHYO SHIBUYAのこだわりポイントはなんですか。

KOMEHYO SHIBUYAでは、いままでのKOMEHYOでは中々接点が持てていなかった20~30代のお客様をメインターゲットにしています。OSRINさんにデザインをお願いし、若い方も入ってきやすい、渋谷のカルチャーに合う店舗作りを意識しました。

「出会ってしまった」をキーワードに、商品、アート、スタッフとの出会いを見つけていただけるような店舗にしています。有難いことにKing Gnuのファンのお客様もご来店いただくこともあり、今までのコメ兵にはないお店作りができたと思います

「いつ来てもお客様に楽しんでいただける」をモットーに、毎月様々な切り口からPOPUPを開催しているのも特徴です

会社全体で言えば、昨年度末で、3年間で100店舗を出店するという目標を達成し、現在全国で150店舗以上を展開しています。お客様から買い取った商品はすべて愛知にある「商品センター」に送り、そこで丁寧にメンテナンスやクリーニングをし、「このアイテムはどの店舗に置くのがいいか」を選定し、また全国の店舗に送られます。「中古のアイテムだからこそ、当社が間に入ることで価値を高め、お客様に満足いただける品質でお届けしたい」というこだわりが、他社さんとは違う、コメ兵ならではの特徴かなと思っています。

また会社で大切にしているキーワードは、「リレーユース」。ものだけではなく、大切にしてきたお客様の思いをリレーして次に繋いでいこうというメッセージが込められています。

――今回の【BIGGER BIGGER】POPUP企画についてご説明をお願いします。

ハイブランドの中でも数年前からストリート系のデザインがトレンドになっています。今までストリート寄りではなかったラグジュアリーブランドからも、オーバーサイズでかっこよく着れるものが増えてきました。

そしてHIPHOPカルチャーとも深い繋がりがある渋谷。KOMEHYO SHIBUYAがある宇田川町も、かつては「レコードの聖地」と呼ばれ、HIPHOPカルチャーと深い繋がりのあるエリアです。
そんな渋谷の街に根付いたストリートカルチャーを体現するような、渋谷らしいPOPUPをやるべきと考え、今回の企画を展開しました。

――POPUPの見どころを教えてください。

Supremeなどの王道ストリートブランドやBALENCIAGAをはじめLOUIS VUITTON、PRADAなどのラグジュアリーブランドが提案するオーバーサイズアイテムを、比べたり組み合わせたりして選べるのがKOMEHYO SHIBUYAの良さです。普段ストリートブランドしか着ない、といった方でも楽しんで頂けるアイテムを多くご用意しました。

またオーバーサイズの魅力は着る人を選ばないところ。年齢性別国籍問わず、多くのお客様にご来店いただけたら嬉しいです!

――お客様にはどんな方が多い印象ですか。

渋谷の特性として、海外のお客様も多くて。大柄な方も多いのでそういった方がよく試着してくださいます。あとはウィンドウのディスプレイを見て気になって、入店してくださる方も。より若い友人同士・男女カップルも増えたなという印象です。

――スタッフ様のイチオシ商品を教えてください!

Louis Vuittonのヴァージル・アブローがデザイナーをしていた時のコレクションになりまして、Tシャツにあえて重ねて着るのがポイントです。トラヴィススコットなど海外アーティストが同モデルを好んで着ていたのもあり、懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないかなと思います。

――今後について、意気込みをお願いします。

今後も様々な企画を通して、KOMEHYO SHIBUYAと共に新しいことにチャレンジし、実現可能な範囲をどんどん広げていきたいなと思っております。

――ありがとうございました。

渋谷という場所を活かし、より幅広いターゲット層の獲得を目指すKOMEHYO。今後もPOPUPや企画を通し、カルチャーとともに、お客様から引き継いだ思いを発信していくに違いない。

〇株式会社コメ兵

創業は、戦後間もない1947年までさかのぼります。着るもの・食べるものがない時代に現在の4代目社長の祖父が、名古屋で着物の販売、買取りをおこなう5坪の古着屋「米兵商店」を始めたことがビジネスの出発点です。
90年代に入り、現在の主力商材であるブランド品を扱うようになりました。現在の主な取り扱い商材は、ジュエリー、時計、バッグ、衣料品で、着物、楽器、カメラについては、名古屋本店にて取り扱いしています。

コメ兵|【公式】日本最大級のリユースデパートKOMEHYO