300円～というお手頃価格と、実用性やデザインに優れたアイテムが人気の3COINS。今回初の試みとして、原宿本店にて期間限定で古着の販売を開始した。

3COINSは、多数のアパレルブランドを全国展開するパルグループの一員。「NICE CLAUP」や「Chico」など、馴染みのあるブランドも多い。今回筆者は古着POPUPの期間中に伺い、広報担当にインタビューさせていただいた。

スタイリッシュな外観が目を引く3COINS原宿本店

3COINS原宿本店は、明治通りに面した位置にある。唯一のフラッグシップストアとして2021年に誕生した。洗練された雰囲気のメタリックな外観が、これまでの「3COINS」の身近なイメージとは違った重厚感を生んでいる。

入口に並ぶ古着の数々

今回のメインである、古着は入ってすぐのスペースで展開されている。Tシャツやジャージ、ジーンズなど種類豊富に揃う。ここは3COINS！？と驚くくらいの品揃えで、本格的な古着屋レベルだ。


最近人気のトラックジャケット。adidasやFILAなど、有名スポーツブランドのものも多い。


3COINS広報担当に独占インタビュー!

今回は特別に開店前にお時間をいただき、この古着販売について、そして原宿本店について3COINSの広報担当の方にインタビューさせていただいた。

――今回の企画のコンセプトを教えてください。

コンセプトは、「GOOD MOOD VINTAGE」です！3COINSは今でこそ9割以上がオリジナル商品ですが、元々は買い付けを行っていました。世界にたくさんある面白いものを集めてきてお店に並べる、という原点があります。

今年は3COINSが30周年を迎えまして、来年の3月まで30周年イヤーとして運用しています。そこで、今だからこそ見つけられた面白いもの、あえて「古着」というところでお客様に新たな価値を提供できるのではないかと思い、世界中の古着たちを集めて今回初めて展開をしています。

また、この原宿本店は3COINSの唯一のフラッグシップストアです。まずはこの本店から新たなことを始めていきたいですし、その第一歩が今回の企画になります。

――今回古着販売をやってみようと思ったきっかけは何ですか。

雑貨がメインなので、新たなカテゴリーということで、挑戦したのが「古着」でした。
また、3COINSが入っている株式会社パルは45以上のアパレルブランドを運営する会社。3COINSだからこその価格設定と、アパレルの会社ならではでできることという観点から、お客様にとっても違和感なく手に取っていただけるかなと思い、「古着」に決まりました。

――古着に関しては、どんなアイテムを揃えたのでしょうか。

流行を押さえつつ、どなたでも着用いただけるアイテムを中心に揃えました。
特にこれからの季節に活躍のTシャツは、色味が偏らないようにカラーバリエーションを豊富に。チャレンジだからといってこぢんまりしすぎず、しっかりバリエーションを取って展開しているのは、注目していただきたいポイントです。
デニムジャケットもご好評いただき、人気アイテムの一つです。

――どんなお客様が多いのでしょうか。

3COINS全体だと、30~40代の女性のお客様が多いですね。原宿本店は土地柄もあり、若めのお客様も多くいらっしゃいます。特に古着をきっかけに入店していただく層も増えたように感じますね。あとは最近、外国人のお客様も非常に増えています。

――なるほど。原宿ならではの客層ですね。本店のこだわりポイントも教えてください。

原宿本店はやはりフラッグシップストアとして位置づけているので、他の店舗ではやっていないことをやっています。
3COINSのブランドコンセプトは「あなたの“ちょっと幸せ”をお手伝いする雑貨店」。原宿本店では“ちょっと幸せ”を体感いただけるよう、普段の3COINSでは見かけないものを見て手に取れるお店作りをこだわって大切にしています。

――今後について、意気込みをお願いいたします！

3COINSは47都道府県に展開を成功し、全国300店舗を突破しました。フラッグシップストアとしては新たなカテゴリーや試みにチャレンジしていきたいです。そこで成功したもの、お客様から良い反応をいただけたものをいずれは全店に広めていきたいなと考えています！

――ありがとうございました。

雑貨だけでなく新たなカテゴリーにも挑戦し、展開を広げていく3COINS。アパレルのグループ会社を生かした企画に、今後も目が離せません。
この古着販売のイベントは、5月5日まで開催中。
原宿本店にて期間限定で古着の販売を始めました！ ～GOOD MOOD VINTAGE～ – 3coins