焼肉を食べに行くとなると、「今日はちょっと贅沢だな」と身構えてしまう人も多いだろう。特に食べ放題は、価格が上がれば満足感は高まるものの、気軽さは失われがちだ。

そんな中、人気焼肉チェーン「牛角」から登場したのが、グランドメニュー史上最も手頃な価格で楽しめる食べ放題「50品コース」。
税込3,058円という価格を聞いた瞬間、「この値段でどこまで楽しめるのだろう」と自然と期待が高まった。実際に体験してみると、その期待をしっかり超えてくる内容で、価格以上の満足感を味わうことができた。

“最安価格”という言葉に惑わされないメニュー構成

この50品コースは、牛角の食べ放題の中で最も安価な位置づけでありながら、内容は決して簡素ではない。タンやカルビ、ハラミ、ホルモンといった焼肉の定番が揃っており、「まずこれが食べたい!」と思うメニューは一通り網羅されている。

食べ放題というと、選択肢が多くても実際に食べたいものが限られているケースも少なくないが、このコースは違う。メニューを眺めているだけで、「次はこれにしよう」と自然に選択肢が浮かび、最初から最後まで飽きずに楽しめる構成になっている。

家族や幅広い世代に向いている理由

この50品コースは、価格面だけでなく利用シーンの広さも特徴的だ。小学生未満は無料、小学生は半額、65歳以上は割引が適用されるため、家族での外食や世代の違うグループでも選びやすい。



焼肉はどうしても「特別な日」のイメージが強いが、このコースなら、普段の外食の延長として気軽に選べる。その敷居の低さは、これからの牛角の定番になり得る要素だと感じた。

実食レポート!最初の一皿で感じた安心感

席に着いて最初に網の上に乗せたのは、タン、カルビ、ハラミといった王道メニューだった。焼き始めると、立ち上る香ばしい匂いが一気に食欲を刺激する。



タンはさっぱりとした味わいで、余計なクセがなく、最初の一皿にぴったり。カルビは脂の甘みがしっかりあり、食べ放題でも「牛角で焼肉を食べている」という実感を与えてくれる。ハラミは想像以上にやわらかく、噛むたびに旨みが広がる。

定番メニューだけでなく、豚カルビのはちみつ黒胡椒焼きやハニーマスタードポークといった創作焼肉もあり、味のバリエーションがあることで90分という制限時間も短く感じる。

牛角らしさを支えるお肉以外のメニューの存在

この50品コースが「安い食べ放題」で終わらない理由のひとつが、焼肉と一緒に楽しむことで完成する牛角の名物メニューや冷菜がしっかり含まれている点だ。
中でも印象的だったのがカルビ専用ごはんで、脂ののったカルビと一緒に食べることで味のバランスが一気に整い、焼肉の満足度を底上げしてくれる存在だった。肉だけを食べ続けるよりも、ごはんを挟むことで自然と食欲がリセットされ、次の一皿へとつながっていく。

また、キムチやナムルといった冷菜系メニューも、食べ放題では欠かせない役割を果たしている。焼肉の合間に口の中をさっぱりさせてくれるだけでなく、味に変化を与えてくれるため、最後まで飽きずに楽しめる。
こうしたサイドメニューがきちんと揃っていることで、食べ放題でも“牛角に来た感”がしっかり残る。こういったメニューの選定が、全体の満足感を大きく左右している。

食後まで抜かりなし。デザートも食べ放題という強み

今回体験して改めて魅力に感じたのが、実施店舗ではデザートも食べ放題に含まれている点だ。焼肉をたっぷり楽しんだあと、「デザートは別料金」というケースは少なくないが、このコースでは食後の楽しみまでしっかり用意されている。



実際に焼肉で満腹になったあとでも、甘いものは不思議と別腹。デザートを注文できることで、食事の満足感が一段階引き上げられる感覚があった。デザートまで含めてこの価格に収まっていることを考えると、コストパフォーマンスの高さはさらに際立つ。

肉からサイド、そしてデザートまで一通り楽しめることで、単なる“量重視の食べ放題”ではなく、“最初から最後まで設計された食事体験”になっている点も印象的だった。焼肉を気軽に楽しみつつ、最後までしっかり満たされたい人にとって、デザート食べ放題は見逃せない要素だ。

おわりに

牛角の50品コースは、「価格を抑えながらも焼肉の満足感はきちんと欲しい」というニーズに、非常にバランスよく応える食べ放題だった。安さを前面に押し出すのではなく、内容で納得させてくれる点に、このコースの価値がある。

焼肉を気軽に楽しみたい日にも、友人や家族と集まる日にも、選択肢として自然に思い浮かぶ存在。牛角の食べ放題の中でも、新たな“入口”となるコースとして、多くの人におすすめできる内容だった。