焼肉チェーン「牛角」は、2025年10月23日(木)よりグランドメニューを大幅にリニューアルする。今回のリニューアルでは、ブランドの原点である“味づくり”を改めて見つめ直し、看板商品の味付けを進化。来店客が「また来たい」と思えるような、余韻のある味わいを追求した。

“味の進化”を軸に、創作焼肉や麺、デザートなど全23品の新メニューを新たにラインナップ。定番の焼肉に加え、牛角ならではの多彩なメニューが揃う。
「仲間と」「家族と」「お酒と」——どんな瞬間にも寄り添う、“また来たくなる焼肉体験”へと進化した牛角。筆者は一足先に、メディア向けの試食会に参加しその詳細をお届けする。

全23品の新メニューがラインナップ!

注目は、チーズとトマトの濃厚なうま味がクセになる『チーズうまトマチキン』や、甘じょっぱさがやみつきになる『ハニーマスタードポーク』など、“驚き”を届ける創作焼肉だ。また、お酒に合う焼肉を揃えた“焼肉酒場 牛角横丁”シリーズからは『ふりそで』が登場。焼肉シーンの幅をさらに広げる。
締めの一品には、名店監修の『牛角油そば』や、刺激的な辛さが楽しめる『麻辣湯(マーラータン)』を用意。デザートには、自分で炙って仕上げる体験型スイーツ『炙って!ドーナツアイス』が登場し、食事の最後まで盛り上がる内容となっている。

麺も2種類新登場

牛角では、年間約230万食の冷麺が販売され、焼肉の定番の〆として長年愛され続けている。その“冷麺文化”に新たな
風を吹き込む存在となり得るのが、新商品・名店「宝華」監修の『牛角油そば』。トライアル導入時には、冷麺を上回る出数を記録する店舗もあったほど。“焼肉の〆=冷麺”という常識を覆し、牛角の味づくりの哲学=“タレ”を象徴するのにふさわしいラーメンだ。

 【新規】 牛角油そば(税込748円)

宝華」とは、1971年創業、東京・小金井で連日行列の絶えない街中華。その名物「宝そば」は、鶏ガラ醤油と特製油の“タレ”を麺にまぜて食べるラーメン(油そば)のこと。さっぱり、くどさを残さない“あとひく美味しさが特長だ。牛角では宝華の伝統の味をベースに、焼肉との相性を高めるためタレの配合を調整。焼肉の後でも重くならない“絶妙な後味”に仕上げた。

実際にいただいてみると、見た目のこってり感とは裏腹に、想像以上にさっぱりと食べることができて驚いた。油そば特有の重たさがなく、タレの旨みと麺のコシが絶妙に絡み合い、最後まで飽きずに箸が進む。トッピングのねぎやメンマが程よいアクセントになっていて、全体のバランスも抜群。

【新規】 濃厚旨辛にんにくラーメン(税込856円)

にんにくの香ばしさとコク旨味噌のまろやかさをかけ合わせた、“がっつり派”に人気の一杯。決め手は「特製赤玉」トッピング。にんにくを効かせたコク深いピリ辛味噌で、箸が止まらない旨みとパンチ。焼肉の途中にも〆にも、“もうひと盛り上がり”したいとき、心と胃袋を刺激する濃厚な一杯となっている。

創作焼肉― 焼く楽しさの、再発見

人気の『豚カルビのはちみつ黒胡椒焼き』『チーズチキンバジル』に加え、新たに『ハニーマスタードポーク』『チーズうまトマチキン』が登場。どちらのメニューも、美味しさと“焼く楽しさ”を融合した、牛角らしい創作焼肉に仕上がった。

【新規】 ハニーマスタードポーク(税込583円)

韓国の人気ブランド・オットギのソースを使用。蜂蜜の甘みとマスタードの酸味が豚肉の旨みに絶妙に絡み、網で焼くことで香ばしさが引き立つ“焼いてこそ完成する”味わいだ。

【新規】 チーズうまトマチキン(税込638円)

トマトの酸味とチーズのコクが重なり、肉の旨みを包み込むまろやかな一皿。直火で焼いた香ばしさとチーズのとろける食感が、“お店ならではの一体感”を演出する。

こんな新メニューも!

 【新規】 本格麻辣湯スープ(税込638円)

唐辛子と花椒(ホアジャオ)を絶妙にきかせた“旨辛仕立て”のスープ。程よい辛さの中に深い旨みがあり、焼肉の脂をすっきりと流しながら、思わずレンゲが止まらない味わい。香りを引き立てる薬味やスパイスの調整により、「辛いのにやさしい」——そんなバランスを実現。

【新規】 炙って!ドーナツアイス(デザート)(税込418円)

七輪で炙って、香ばしく仕上げたドーナツに、冷たいアイスを重ねて味わう。外はカリッと香ばしく、中はふんわり―“あたたかさと冷たさが交差する新食感”が楽しめる。

【新規】 キャラメルスイートポテトケーキ(税込418円)

秋限定商品として好評を博し、グランドメニューに仲間入り。しっとりとしたスイートポテトにバニラアイスとキャラメルソースを合わせ、焼肉の余韻をやさしく包み込む一皿に仕上げた。

定番メニューの味付けもリニューアル!

今回は牛角の定番商品「牛角上カルビ」「牛角上ハラミ」「熟成王様カルビ」など全6品の味もリニューアル。過去に好評だったGNN(ごま、ネギ、にんにく)をお肉のタレに加えることで、さらに美味しく進化した。

今回の復活に対して牛角担当者は、「コロナ禍で人員不足によるオペレーションの問題もあり、GNNのタレに手間を加える作業を削減せざるえなかった。しかし、昨今の物価高により一回の外食の価値が高まっている中で、よりお客様の体験価値を上げていこうと考え、復活に至った。」と説明した。

また、「牛角では”焼肉はお肉に味付けをする料理”というテーマを持って常に開発していて、その時に仕入れられるお肉一つ一つに対してどんな味付け、タレの量、タレの成分が合うかを考えながら作っている。特にカルビ、ハラミは定番商品でご来店されたお客様のほとんどが注文されるため、ブランドのイメージとして記憶に残りやすい。

食べ終わった後に風味が残るような感覚を作ることで、それを”牛角の味”としてお客様に感じ取っていただき、「また牛角の焼肉が食べたいな」と思っていただけるような他焼肉店との差別化を狙って日々味の探求を行っている。」とそのこだわりを明らかにした。

まとめ

この新商品ラインナップ・味のリニューアルの時期に関して、牛角担当者は、「牛角は年2回春夏と秋冬のタイミングでグランドメニューを変更しており、焼肉以外のサイドメニューを季節に合わせて変えている。”世の中のおいしい食材をおいしい時期にご提供したい。”そういった思いから行っている。また、食文化のトレンドも物凄いスピードで変化していく時代なので、それを取り入れたりお客様の声も併せて、見直している。」とコメントした。

今回のリニューアルでは、牛角の原点である“味づくり”を再定義し、これまで以上に多彩で奥行きのある焼肉体験を実現している。定番の美味しさを磨き上げながら、創作焼肉や麺、デザートといった新しい提案を通して、焼肉の楽しみ方をさらに広げた。
「また来たくなる焼肉体験」をテーマに進化を遂げた牛角。仲間と、家族と、そしてお酒と——どんなシーンにも寄り添う新しい牛角の味わいを、この秋いち早く体感してみてはいかがだろうか。