サッポロホールディングスのグループ企業であるサッポロビール(株)は、ヱビスビール135周年特別企画として「五感で味わう、ヱビスの美人画展」を9月10日(水)から11月30日(日)まで、YEBISU BREWERY TOKYOで開催する。

本イベントは、唯一無二のスタイルで40年以上、日本と世界を魅了し続ける漫画家 荒木飛呂彦氏とのコラボレーション第2弾となる。第1弾となる「美人画で巡るヱビス」は、今年の2月13日(木)から5月31日(土)まで開催された。ヱビスの歴史を象徴する美人画を荒木飛呂彦氏が現代的にアップデートして描き下ろし、高さ3メートルの迫力ある巨大美人画として展示したことで大変ご好評をいただいた。その反響を受け、今回は9月19日(金)から9月28日(日)まで、大阪のKITTE大阪 サンクンガーデンでも開催する。

今回はそのお披露目として、YEBISU BREWERY TOKYOにてメディア向け発表会が開催された。筆者が早速参加してきたので、その様子をお届けする。

ヱビスビールとは

1890年の誕生以来、本場ドイツのおいしさにこだわり、本物のビールの先駆者として、おいしさを磨き続けてきたヱビスビール。
麦芽100%、ヱビス酵母、ふんだんに使用されたバイエルン産アロマホップを使用し、長期熟成。吟味しつくされた原料と製法がつむぐ、旨味あふれる、ふくよかなコクが特長だ。
ヱビスブランド公式サイト

漫画家・荒木飛呂彦氏とは?

宮城県仙台市生まれ。1980年、集英社主催の第20回手塚賞にて『武装ポーカー』で準入選を受賞。1986年、「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートした『ジョジョの奇妙な冒険』は読者から絶大な支持を獲得。2023年2月より「ウルトラジャンプ」にてシリーズ第9部となる『The JOJOLands』を連載中。

ヱビス担当者が登壇!

今回はサッポロビール株式会社マーケティング本部 ビール&RTD事業部 部長の下和田氏が登壇。上期の振り返りや下期の目標を語った。

「上期は大変厳しい経済環境下だったと思います。2月ごろから米価格の高騰、そして4月はビール会社各社の価格改定、そしてトランプ関税での心理的な不安。こういったものがありまして、お客様の生活意識は低下しておりました。
一方で、”価値あるものにはお金を払う”メリハリ消費に関しては、大事なお客様の動向であり、今後も続いていくと思っています。この部分にヱビスビールが行ってきた様々な”体験”を軸としたアプローチにより、日ごろビールを飲まないお客様にも知っていただくきっかけを提供できたことが、上期の数字に繋がりました。」

「下期も様々なアクション、そしてチャレンジを行っていきたいと考えています。例えば、今回ご紹介させていただく荒木飛呂彦先生との描き下ろし美人画企画の第2弾。すでに受注状況含め大変ご好評いただいております。また、ヱビスが本年135年目を迎えることもあり、今までの最高傑作としてバリューアップを図ってまいります。」

途中では荒木先生のインタビュー動画も放映された。

「幸せに楽しく自分の生活を過ごしながら、ビールやイベントを楽しむ。それが一番、よろしいことなんじゃないでしょうか。今回描かせていただいた4枚を見ながら、楽しんでいただければ本当に光栄です。」

「私としてはアルミ缶という新素材に絵を印刷するのが新鮮でした。コミックスの紙とか、週刊誌の紙とは違うものに絵を描くのも、挑戦してみたいなと思いましたね。」

ヱビスの美人画を五感で楽しむ体験!高さ3.5メートルの大迫力展示も

ヱビスビールが誕生したのは、明治23年。この時代には、「美人画」と呼ばれる広告ポスターが展開されていました。ビールの高級感と、優雅さを表現するために描かれた美しい女性像は、ブランドイメージをより魅力的にすることをもう区的としており、その後、ヱビスビールでも展開されている。

今回は、荒木飛呂彦先生とコラボレーションを通して、歩み続けるブランド姿勢を表現した。会場では、新作の2つの美人画(「ムーンライトロケット」「バードウォッチング」)に加えて、第1弾の3つの作品(美人画作品2点、恵比寿様作品1点)を合わせた合計5つの作品を高さ3.5メートルの迫力ある巨大作品として展示する。

そのほかには、美人画の世界に自分自身が入り込めるフォトスポットや、作品の背景や見どころを音声で解説してくれるコンテンツの展示もあり、ただ鑑賞するだけでなく体験として楽しめる仕掛けが随所に用意されていた。来場者は作品の前で写真を撮ったり、耳で物語を聞きながらじっくりと絵に向き合ったりと、それぞれのスタイルでアートに触れることができ、展示空間そのものが一種のエンターテインメントのように感じられた。

こちらには、荒木先生の描き下ろしイラストのスタンプも用意されていた。実際に手に取って押してみると、インクの乗り具合や線の繊細さが際立ち、細部までこだわって描かれていることに驚かされる。紙の上に浮かび上がるイラストは、まるで小さなアート作品のようで、ファンにとっては思わず何度も試してみたくなるほど魅力的だった。

数量限定ビール「ゴールデンオデッセイ -黄金の冒険-」も!

今回は特別に、荒木飛呂彦氏描き下ろし美人画「ムーンライトロケット」をテーマにつくられたYEBISU BREWERY TOKYOだけの限定醸造となるビールを9月10日(水)~販売する。その名も「ゴールデンオデッセイ(黄金の冒険)」で、荒木先生が命名した。

月の輝く夜空、宇宙へのあこがれを想い描き、「アポロ」「ポラリス」「ゴールデンスター」といった宇宙を連想させる名称のホップをそれぞれ一部使用。
また麦芽には国際宇宙ステーションに5か月間滞在した後、地球に帰還した宇宙を旅した大麦の第7世代目の子孫である宇宙大麦を一部使用した。ミントや柑橘のような香味が特長のIPA(インディア・ペールエール)タイプのコラボビールを、美人画とともに楽しめる。
※数量限定につき、なくなり次第終了となります。

大人気のグッズも販売!

前回のコラボで売り切れが相次ぎ、ファンの間で話題となった美人画のオリジナルグッズも、今回あわせて販売される。ラインナップはTシャツ(全5種)やポーチ(全2種)に加え、日常使いしやすいコースターやステッカーなどバリエーション豊富。展示の余韻をそのまま持ち帰れるアイテムが並び、思わず手に取りたくなるものばかりだ。なかでも注目は、ここ「YEBISU BREWERY TOKYO」でしか手に入らないサコッシュと6オンスグラス。限定感あふれる特別なデザインは、記念品としてもコレクションアイテムとしても見逃せない存在となっている。

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

EC限定では、お盆や浮世絵をモチーフにした特別アイテムも販売される。
また、購入者に向けたスペシャルキャンペーンも実施。対象商品の6缶パックを購入し、内側に「当たり」が出た方には、荒木飛呂彦氏による描き下ろしデザインの原画複製缶が、抽選で5,000名様にプレゼントされる。詳細は以下の特設ページからチェックしてほしい。
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