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2024.07.09

INTERVIEW

姉妹で運営のゴルフブランド「ACEANDRARE」　人気の秘訣はサイズやコストへのこだわり

私たちインター・ベルはファッション・アパレル業界で働きたい方と一緒に成長し、クライアントの価値創造への貢献と、働く方々の生涯価値向上を目的にしています。
今回我々が立ち上げたMEDIAは、さまざまな経験を経て、今アパレル業界の最前線で活躍している方をピック。記事を通して、この業界で活躍するうえでの参考になればと思います。

今回のインタビューのお相手は、ファッション感度の高い女性ゴルファーから熱烈な支持を集めるゴルフウェアブランド「ACEANDRARE(エースアンドレア)」で代表を務める藤澤桃子さんです。
藤澤さんは妹とタッグを組み、2人で商品企画・撮影まで全て運営しているオールラウンダー。またブランドでは定期的に公式コンペを開催し、ファンやゴルファー女子同士の交流の場としても人気を博しています。

本日はブランドのことやご経歴について、ざっくばらんにお話を伺いました。

妹と2人で創業！？その背景とは

――ACEANDRAREのご説明をお願いします。

3年前に創業したゴルフブランドで、「細身のウェアが少ない」「値段がリーズナブルなものがほしい」という思いから立ち上げたブランドです。2歳下の妹に手伝ってもらい、創業期は二人三脚でやってきました。

コンセプトは「travel the world」。毎シーズン世界中の都市の一つをピックアップして、それをテーマにウェアを制作しているのがブランドの特徴ですね。洋服自体はスタイルアップするサイズ感やシルエットだったり、色使いなどもたくさん考えながら作っています。

――ゴルフウェアって、細身のものが少ないのですか。意外です！

3年前くらいにリサーチしたところ、最もゴルフをやられて買い物もされる方は40~50代の方が多いようで。必然的に20代の子とサイズが違ってくるので、ぴたっとした細身のものが少ないみたいです。

藤澤さん自身も生粋のゴルフ女子

――藤澤さんのご紹介をお願いします。

ゴルフは家族の影響で中学生から始めました。ひたすら楽しくて、スクールにも通って、ゴルフ部がある高校を探して入りました。当時は本当にハマってましたね（笑）
放課後は打ちっぱなしや練習場に通う日々でした。大学もそのままゴルフ部に入っていました。

卒業後は、新卒で大手広告代理店に入社しました。3年そこで務めた後、アパレル業界に転職し1年働いて、起業しました。

――ブランドの強みは何ですか。

一つは、「サイズへのこだわり」です。1cm単位で調整しながら作っているので、サイズに悩んでいる方には確実にご満足いただけているかなと思います。

また自分がゴルフ部出身ということもあって、「クオリティや機能性」には人一倍こだわっています。洗濯チェックをしたり、実際に着てゴルフをしてみたりと、自分が抱えていた不便な点を全て払拭できるような服づくりは強みの一つです。

3つ目は、「ブランドの世界観」。海外撮影など、お金をかけるところにはかけて、削るところは削って。世界観を作るところにはがっつり投資してやっています。

人気の秘訣は、お客様との距離

――お客様にはどんな方が多いですか。

お客様とはイベント等でお会いしますが、ファッション感度の高い、おしゃれな方が多いです。鮮やかな色合いのものも、喜んで着てくださいます。
おしゃれでこだわりがあるからこそ、私たちのようなスタイルアップやサイズ感に特化したブランドを気に入ってくださるのかもしれません。

――通販のみの展開ですが、認知の拡大とためにはどんなことをしていますか。

SNS（主にインスタ）と口コミです。商品力と顧客対応で勝負しています。SNSでも、世界観作りにはこだわっています。

また、話題性のあるイベントを定期的に開催しています。例えばコンペの開催。

私たちが主催で、お客様をマッチングするようなイベントで、「同じゴルフ女子の友人ができて嬉しい！」「ブランドについて語り合える仲間ができて楽しかった」など賞賛のお声を多数いただいています。実際にこういったイベントで接点を持って仲良くなって、それ以降毎回一緒に来てくださるお客様もいらっしゃって。私たちとしても嬉しいですね。

――先日のファッションショーについて教えてください。

弊社主催で、次のコンセプトの「ニューオーリンズ」をテーマに、新宿のプールサイドテラスのレストランを貸し切って開催しました。お客様やメディアの方を集め100名規模で、モデルさんのウォーキングやダンスのパフォーマンスなども盛り込んで大盛況でした。