クラフトビール市場の拡大とともに、“飲む場所”の価値も進化を続けている。

単なる提供の場ではなく、醸造から体験できるブルワリーレストランという形態が世界的なトレンドとなるなか、日本のクラフトビール文化を牽引してきたヤッホーブルーイングワンダーテーブルが、新たな挑戦に踏み出す。

2026年3月30日(月)、両社は品川駅直結の大規模複合施設「品川インターシティ」に、駅直結型としては日本最大規模となるブルワリーレストラン「YONA YONA TOKYO BREWERY(よなよな東京ブルワリー)」をオープンする。

協業14年目、過去最大規模の旗艦店が誕生

「よなよなエール」などのクラフトビールを製造・販売する株式会社ヤッホーブルーイングと、国内外で多様なレストランブランドを展開する株式会社ワンダーテーブル。両社は2013年、「クラフトビールレストラン」という文化を日本に根付かせることを目指し協業を開始した。

東京・赤坂に1号店を開業後、ブランド名を「YONA YONA BEER WORKS」へと進化させ、現在は都内6店舗を展開している。そして協業14年目となる2026年、その集大成ともいえる旗艦店「YONA YONA TOKYO BREWERY」を品川に開業する。
日本最大の駅直結ブルワリーレストラン「YONA YONA TOKYO BREWERY」26年3月開業 | 株式会社ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

本店舗は両社の取り組みとして過去最大規模。さらに、店舗内に醸造所を併設するのは今回が初となる。ヤッホーブルーイングにとっても、東京都内に醸造設備を構えるのは初の試みだ。

「よなよなエール」とは?

「よなよなエール」は、1997年に誕生したアメリカンペールエールスタイルのクラフトビール。柑橘を思わせる華やかなホップの香りと、しっかりとしたモルトのコクが特徴で、日本のクラフトビールブームを語るうえで欠かせない存在だ。

当時の日本ではまだ珍しかった“エールビール”の魅力を広めた立役者でもあり、現在では全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも購入できるまでに成長。個性的でありながら飲みやすい味わいは、クラフトビール初心者から愛好家まで幅広い支持を集めている。

ヤッホーブルーイングは「よなよなエール」をはじめ、「水曜日のネコ」「インドの青鬼」など個性豊かな商品を展開し、日本のクラフトビール市場を拡大してきたメーカーである。「よなよな東京ブルワリー」は、そうしたブランドの世界観をリアルな体験として味わえる新拠点となる。

品川インターシティに誕生!駅直結・約200席の大規模空間

出店地となる「品川インターシティ」は、2024年に開業25周年を迎え、2026年3月に大規模リニューアルを予定している複合施設。品川駅港南口直結で、改札から雨に濡れずにアクセス可能という高い利便性を誇る。

「よなよな東京ブルワリー」は同施設A棟B1階(地上階)に位置し、延床面積は約856㎡、席数は約200席を予定。駅直結のクラフトビール醸造所併設型レストランとしては日本最大規模(※ビール専門誌「ビール王国」調べ、2025年9月1日時点)となる。

ビジネス拠点である品川港南口エリアは、リニア中央新幹線開業や周辺再開発により今後さらなる発展が期待されるエリアだ。オフィス街としてのイメージが強いこの街に、醸造所併設のビアレストランという新たな目的地が加わることになる。

店内醸造ビールと30TAP以上の圧倒的ラインアップ

最大の特徴は、店内に併設された醸造所で造られるオリジナルクラフトビールだ。ヤッホーブルーイングのスタッフが手がける出来たてのビールを、その場で味わえる。年間製造量は約66kLを予定している。

本店舗のフラッグシップビールは、「仕事帰りの一杯めにぴったりのすっきりした味わいと、クラフトビールらしい華やかなホップの香り」がコンセプト。品川という立地を踏まえ、日々働くビジネスパーソンにも、訪日外国人観光客にも親しみやすい味わいを想定している。

TAP数は30以上と、両社の取り組みとして最大規模。既存の「YONA YONA BEER WORKS」で提供している定番ビールに加え、本店舗限定のオリジナルビールやフードも複数展開予定だ。クラフトビールに合わせたペアリングメニューも充実させ、食事目的でも訪れたくなるダイニング空間を目指す。

また、既存店にはなかった新たなサービスや、ファン参加型のイベント開催も構想しているという。単なる飲食店ではなく、クラフトビール文化を体験・共有する拠点としての役割も担う。

予約情報はこちら!

開業に先立ち、以下の日程で予約受付がスタートする。

先行予約

2026年1月19日(月)~
ワンダーテーブル会員制プログラム「Club Wonder」にて受付開始
https://club-wonder.jp/brands/12/restaurants/39

一般予約

2026年2月中旬~ 受付開始予定

話題必至の新店舗だけに、早めのチェックがおすすめだ。

要チェック!キャッシュレス専用店舗

支払いは完全キャッシュレス決済のみなので注意が必要だ。
クレジットカード各種(VISA、Mastercard、JCB、American Expressほか)に加え、交通系IC、電子マネー、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、WeChatPay、Alipayなど)にも幅広く対応する。国内利用者はもちろん、インバウンド需要にも対応した体制だ。

おわりに

1997年に誕生した「よなよなエール」から約30年。日本におけるクラフトビール文化は確実に成熟しつつある。そして今、その進化は“造る場所と飲む場所が一体となる体験型空間”へと広がっている。

「YONA YONA TOKYO BREWERY」は、品川という東京の玄関口から、新たなクラフトビール体験を発信する拠点となるだろう。仕事帰りの一杯から、海外からの来訪者との交流まで。多様な人々が交差するこの街で、日本のクラフトビール文化がどのように花開くのか、2026年3月の開業に注目したい。